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支援の申し入れ、阪神・淡路大震災の約2倍

2011年3月16日 4:06

 東日本大地震の発生以来、多くの国や国際機関から救援要員の派遣や物資の提供などの申し出が寄せられている。一部の救援チームはすでに被災地に入っている。

 外務省によると、これまでに112の国と地域、23の国際機関から支援の申し入れがあった。95年に発生した阪神・淡路大震災では、地震発生4日後時点での支援申し出は53の国と地域だったということで、今回は2倍以上の申し出が寄せられていることになる。

 各国からの救援チームは、韓国、シンガポール、中国、アメリカ、ドイツ、スイス、イギリス、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、台湾、ロシアからの救援要員や救助犬などが日本に到着している。

 一部はすでに被災地に入っていて、韓国が宮城・名取市、シンガポールが福島・相馬市、中国が岩手・大船渡町、ドイツとスイスは宮城・南三陸町で捜索・救援活動を行う。