ドイツで開かれたサッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）で初優勝を果たした日本代表「なでしこジャパン」の選手たちが１９日、菅首相を表敬訪問した。

　世界ランク１位のアメリカを見事なチームワークで撃破した「なでしこジャパン」は、激戦の結果と優勝の喜びを報告した。

　菅首相「皆さん、本当に本当におめでとうございます」「うまくまとめ上げるのはキャプテンの力量で、私も今から勉強して間に合うかわかりませんが、ぜひ、そういうところを学びたいと思います」

　ＭＶＰと得点王を獲得した澤穂希選手「チーム一丸となって、最後まで諦めないというプレーを今回のＷ杯で全面的に出せたので、良かったと思います」

　菅首相は選手２１人全員のサインが書かれたユニホームを手渡されると、満面の笑みを浮かべていた。原発問題や退陣の時期などをめぐり、国会でも厳しい追及の続く中、つかの間の癒やしの時間となったようだ。