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B型肝炎和解金に5年で7千億円増税の方針

2011年7月27日 13:25
B型肝炎和解金に5年で7千億円増税の方針

 政府は26日、和解が成立したB型肝炎訴訟の和解金の財源について、5年間で7000億円の臨時増税を実施して賄う方針を固めた。

 政府関係者によると、26日に行われたB型肝炎の和解金をめぐる関係閣僚の会合で、来年度から臨時増税を実施し、5年間で7000億円を賄う方針を確認した。B型肝炎の和解に伴う今後5年間の必要額は約1兆円と見込まれているため、残る3000億円は厚労省の予算を削減して捻出する方針。

 具体的にどの税目を増税するかについては、東日本大震災の復興に充てる、いわゆる復興増税とあわせて、今後、民主党内のプロジェクトチームや政府税制調査会での議論を経て決定することにしている。