×

政府、放射性物質汚染対策室を設置

2011年8月26日 0:17
政府、放射性物質汚染対策室を設置

 政府は25日、福島第一原発事故を受けて、放射性物質による汚染の拡大防止について司令塔的な役割を担う対策室を設置した。

 福島第一原子力発電所の事故により汚染された地域の除染や、放射性物質を含むがれきの処理、食品の安全検査については、所管する省庁が環境省や厚労省、農水省など複数にまたがるため、これまではその都度調整が行われてきた。

 内閣官房に設置された「放射性物質汚染対策室」は、首相官邸や各省の職員を中心とした約15人のメンバーで構成され、関係省庁の局長らによる会議を必要に応じて開くという。