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民主、修正合意の了承持ち越し 異論相次ぐ

2012年6月19日 0:58
民主、修正合意の了承持ち越し 異論相次ぐ

 民主党は18日、消費税増税法案などについて自民・公明両党と修正合意をしたことを受け、会議を開いた。出席した議員からは異論が相次ぎ、了承の取りつけは持ち越しとなった。

 約300人の議員が出席した党の合同会議で、出席者からは「合意内容はマニフェストの棚上げだ」などと異論が相次いだ。このため、党の了承を得ることはできず、会議はいったん打ち切られた。

 執行部は21日までに法案を衆議院で採決したい考えで、前原政調会長は19日、輿石幹事長と会い、今後の段取りについて協議する予定。

 一方、会議終了後、小沢元代表に近い議員ら約40人が会合を開いた。小沢氏本人は出席しなかったが、「法案の採決阻止に向け、頑張ろう」「結束して全員反対を貫こう」といった意見が出たという。