自民党大会 茂木幹事長「これから数年が少子化のトレンドを反転させる最後の勝負」
26日、自民党の党大会が開かれ、岸田総理大臣の演説に先立ち、茂木幹事長は少子化が進むことへの危機感を強調しました。
茂木幹事長「これから数年が少子化のトレンドを反転させる最後の勝負との思いで、大胆かつ幅広い政策立案とその具体化を進めていきます」
26日の党大会では今年の運動方針が決まり、少子化対策について「国民共通の重大な危機に真正面から立ち向かう」と強調しました。
また、引き続き「野党共闘」を切り崩す姿勢を明確にし、「労働組合の中央組織「連合」と 政策懇談などを通じて連携を強化する」と明記しました。
国会は野党の追及不足もあり、与党ペースで進んでいますが、自民党内ではLGBT理解促進法案や防衛増税などをめぐり足並みの乱れも目立っています。
また、4月には統一地方選と衆参5つの補欠選挙が行われる見通しですが、自民党幹部からは「選挙前に統一教会問題が必ず再燃する。電気料金や物価高もあり厳しい戦いになる」と警戒する声が出ています。
支持率が低迷する中、4月の選挙に勝利し5月のG7広島サミットを迎えることができるのか。岸田総理にとって正念場が続きます。