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首相、福島の被災地を訪問 小学生と交流も

2012年7月7日 19:23
首相、福島の被災地を訪問 小学生と交流も

 野田首相は7日、福島県を訪れ、東日本大震災の被災地の復興状況を視察している。村の一部がいまだ避難区域に指定されている川内村の仮設住宅を視察した他、小学校を訪れ、子供たちと交流した。野田首相が福島県を訪れるのは今年1月以来、半年ぶり。

 午前中に訪れたいわき市内の観光施設では、「フラガール」の歓迎を受けた他、風評被害の影響を受けている地元の水産物を試食し、かまぼこなどを購入した。

 野田首相はその後、村の一部がいまだ避難区域に指定されている川内村の仮設住宅を視察した他、小学校を訪れ、子供たちと交流した。

 野田首相は、児童から「福島について大切に思っていることは何ですか」と聞かれると、「福島の復興なくして日本の再生なし。福島に生まれてみんなが良かったと思えるふるさとをつくることを一緒にやっていきたいと思う」と答えた。また、小学校にあった七夕飾りの短冊に「川内の子供たちの健やかな成長を!」と書き込んだ。

 野田首相はその後、福島県知事らと会談し、復興などについて意見交換した。