長野北部地震から1か月 仮設住宅建設進む
長野県白馬村などで大きな被害を受けた最大震度6弱の地震から、22日でちょうど1か月。白馬村では雪が降る中、年内の入居を目指し、仮設住宅の建設工事が進められている。
先月22日の地震で被害の大きかった白馬村の堀之内地区では22日朝も雪が降り続き、道路には1メートル以上の雪が積もっている場所もあった。堀之内地区では76世帯のうち46世帯が自宅を離れ、避難所となる宿泊施設や親せきなどの家で暮らしている。
最大震度6弱を観測した先月22日の地震で、長野県内の住宅被害は全壊が50棟、半壊が91棟、一部損壊は1426棟に上っている。このうち、白馬村では37棟が全壊した。
白馬村神城の飯森グラウンドでは、年内の入居を目指して県が35戸の仮設住宅の建設を進めている。業者によると、工事は7割程まで進んでいるという。