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赤字国債発行法案、衆院本会議で審議入り

2012年11月8日 14:49
赤字国債発行法案、衆院本会議で審議入り

 野田首相が衆議院の解散を判断する前提の一つに掲げている赤字国債発行法案の審議が8日午後、衆議院本会議で始まった。

 8日午後1時からの衆議院本会議で、今年度の予算執行に不可欠な赤字国債発行法案について、野田首相も出席して法案の趣旨説明と質疑が行われている。民主党は13日にも衆議院を通過させ、早期の成立を図りたいとしている。

 民主党・山井国対委員長は8日午後、「1日も早く地方自治体の不安、被災地の不安、国民の不安を払拭(ふっしょく)するために、この特例公債法案(赤字国債発行法案)の審議に入り、成立させねばならないと思う」と述べた。

 一方、年内の衆議院解散・総選挙を求めている自民党は、法案審議に応じて基本的には協力する方針にかじを切っており、与野党がいつの時点で折り合えるのかが焦点となる。