史上初めて衆議院選挙とのダブル選挙となった東京都知事選挙は、１６日朝から投票が始まっている。今回の都知事選挙は、石原前知事の国政転身のための突然の辞職に伴うもので、石原都政の継承か見直しかが大きな争点となっている。

　都知事選挙にはいずれも新人の松沢成文候補、笹川尭候補、宇都宮健児候補、猪瀬直樹候補、マック赤坂候補、トクマ候補、中松義郎候補、吉田重信候補、五十嵐政一候補の９人が立候補していて、投票は一部の地域を除いて１６日午前７時から始まっている。

　今回の都知事選挙は、石原前知事の国政転身のための突然の辞職に伴うもので、石原都政の継承か見直しかが大きな争点となっている。

　史上初めて衆議院選挙とのダブル選挙になり、前回よりも投票率が上がることが予想されているが、東京都選挙管理委員会によると、１４日までに期日前投票を済ませた有権者は９３万８２７８人と、前回の都知事選挙の約１．５倍となっている。

　投票は一部の地域を除いて１６日午後８時に締め切られ、即日、開票される。