衆議院選挙で惨敗した民主党の代表・野田首相以下、幹部が１７日に集まり、今後の対応を話し合った。野田首相が党の代表を辞任する考えを示したことを受け、２２日に両院議員総会を開き、新しい代表を選出することを確認した。来週に召集される見通しの特別国会を前に、党の立て直しを急ぐ考え。

　安住幹事長代行は「参議院選挙はそうは言っても、もう８か月後にはあるわけですから、そこで再生をかけて国民の皆さんに信頼される民主党を作っていただければと思いますし、そうした先頭に立って頑張ってもらえる方に代表になっていただければと思う」と述べた。

　新しい党の代表には岡田副総理や前原国家戦略相らの他、輿石幹事長と近く「参議院選挙に向けた党の顔に」などと党内に待望論のある細野政調会長の名前も挙がっている。