民主党の代表選挙が１８日午後２時から、都内のホテルで行われる。長妻元厚生労働相、細野元幹事長、岡田代表代行による三つどもえの戦い。会場のホテルから政治部・中村圭吾記者が報告。

　会場にはずらりと椅子が並べられている。３候補者は投票の前にここで最後の訴えを行う。現在も細野氏と岡田氏が激しく競り合い、長妻氏が追いかける展開は変わっていない。

　今回の代表選では、国会議員票以外の地方議員、党員・サポーター票が全体の３分の２を占めている。ただ１回目の投票ではいずれの候補も過半数を獲得できず、上位２人の決選投票になる公算が大きくなっている。

　決選投票は国会議員による投票となるため、各陣営とも党大会での演説に力を入れている。

　長妻元厚労相「聴衆が今度は国会議員ですので、党の内部の話などにも踏み込んで話をしていきたいと思います」

　決選投票に向けた動きが激しくなる中、岡田氏は１７日夜、長妻氏を支持する赤松前衆院副議長と極秘に会談し、協力を求めたものとみられる。

　野党第一党を率いるリーダーは誰になるのか。ぎりぎりまで駆け引きが続く。