民主党・海江田代表は２日、惨敗した衆議院選挙の検証と党の立て直しに向けて、全国行脚をスタートさせた。

　全国行脚は３年３か月間の政権運営や、衆議院選挙の問題点を各地で聞くためのもので、第１弾の２日は栃木・宇都宮市で「民主党・対話集会」を開き、党員やサポーターと意見交換を行った。この中で、党員やサポーターからは「明るい将来に向けたビジョンを党の綱領に入れてほしい」「支援者層の拡大をしてほしい」などの要望が寄せられた。

　海江田代表は「何が何でも民主党を立て直さなければいけないと、強く感じました」と述べた。

　民主党は、２４日の党大会までに衆議院選挙の敗因を総括した上で、夏の参議院選挙に臨みたい考えで、海江田代表は細野幹事長らと手分けして全国を回る予定。