国会では２０日、参議院の予算委員会で安倍内閣の基本姿勢をテーマに、安倍首相も出席して集中審議が行われている。民主党・梅村議員は「社会保障と税の一体改革」について、どういうタイムスケジュールで進めていくのかただした。

　梅村議員「内閣としてこのタイムスケジュールを目指してやっていくということを示すべきだと思う。首相、いかがですか、参議院選挙に向けての」

　安倍首相「あるべき姿を冷静に考えていこう、与野党が一緒にやっていこうという精神が３党合意だったんだろう。基本的には、参議院選挙においても我々はこういう姿勢、基本姿勢でやっていきたいということは堂々と述べていきたい」

　社会保障制度の在り方をめぐって、民主・自民・公明の３党は国民会議が８月までに結論を出すことで合意している。梅村議員が夏の参議院選挙までに法案を作るべきだと迫ったのに対し、安倍首相は「先送りする考えはない」としながらも、具体的なタイムスケジュールには言及しなかった。