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野党5党、「歳入庁」設置法案を参院に提出

2013年4月16日 17:01
野党5党、「歳入庁」設置法案を参院に提出

 民主党、日本維新の会、みんなの党など野党5党が、税金と保険料を一括で徴収する「歳入庁」の設置法案を参議院に提出した。

 法案は、現在、国税庁が行っている税金を集める業務と、日本年金機構が行う保険料の徴収業務などを歳入庁に一元化することで業務を効率化するとともに、保険料の徴収漏れを防ごうというもの。

 民主党・桜井政調会長は「歳入庁は、我々は前から検討していたし、(みんなの党の)浅尾(政調会長)から一緒にやれないかと言われて、我が党で検討して、生活の党、維新の会、みどりの風と共同で提出することになった。野党共闘をする上で、非常に大きなこと」と述べた。

 参議院では野党が多数を占めていることから、法案は審議入りする見通しで、野党側は国会での共闘の柱として位置づけたい考え。