“メタボ改善”で健康保険料が安くなる?
おなかの周りを測るいわゆるメタボ検診などで症状が改善した人には、健康保険料の負担を軽くするという案を厚生労働省が明らかにした。
これは15日、厚労省が審議会に示したもの。メタボリック・シンドローム検診は、40歳以上の人でおなか周りを測定したりして糖尿病などを防ぐものだが、症状が改善した人の保険料の負担を軽くするという。条件や割引率は、各健康保険組合の判断で定められる。
また、15日の審議会では、かかりつけの医師の紹介状なしで大学病院などの大きな病院に行く患者には、5000円程度の自己負担を求める案も示された。
こうした医療保険制度の改正は、審議会が来月結論をまとめ、来年の通常国会で関連法が改正される予定。