第２３回参議院選挙は２１日朝から全国で一斉に投票が行われている。午後８時には投票が締め切られ、夜遅くには大勢が判明する見通し。

　今回の参議院選挙には、定数１２１のうち、定数７３の選挙区に２７１人、定数４８の比例代表に１６２人の計４３３人が立候補している。総務省によると、投票はすでに繰り上げ投票を終えている離島などを除いて、午前７時から全国の約４万８０００か所の投票所で始まった。

　選挙戦では安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の是非などが主な争点となったが、与党側が非改選議席と合わせて過半数を獲得できるかどうかが焦点。午前１１時現在の投票率は１３．７３％と、前回の同じ時刻と比べて２．８６ポイント下回っている。

　投票は原則午後８時に締め切られて即日開票され、２１日夜遅くには大勢が判明する見通し。