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「アベノミクス」是非問う 師走選挙戦へ

2014年11月21日 12:08
「アベノミクス」是非問う 師走選挙戦へ

 来月14日の総選挙に向け、与野党ともに公約の作成を急ぐなど、事実上の選挙戦に突入している。国会から竹内真記者が中継。

 最大の争点は、安倍政権が進めてきた経済政策「アベノミクス」継続の是非になる。

 自民党・谷垣幹事長「日本がいったい税制をどうしていくか、非常に苦しい選択なんです。ですから信を問うんです」

 民主党・枝野幹事長「大義なき解散ではありますが、勝負を挑まれた以上はしっかりとこの選挙を戦い抜いて、一人でも多くの仲間に国会に戻ってもらえるように全力を挙げたいと思います」

 自民・公明の与党は、アベノミクスは成果を上げており、これを継続させることでデフレからの脱却、経済再生を達成すると訴える方針。

 一方、野党側は、維新の党は「安倍政権は身を切る改革ができておらず、アベノミクスは本当の改革でない」などと主張することにしている。

 また、次世代の党は「アベノミクスには修正が必要」と訴える予定。共産党や社民党は「アベノミクスは格差を大きくするもの」だと厳しく批判している。

 一方、生活の党は野党全体で議席を増やすことを目指し、鈴木幹事長らが民主党に入党する方向で調整している。