沖縄県で起きたアメリカ軍のヘリコプター墜落事故について、安倍首相は６日、アメリカに対し原因究明などを強く求めていく考えを示した。

　安倍首相「米側に対しては、本事故の発生に対して遺憾の意を表明し、まず原因の究明、迅速な情報の共有、再発防止を強く申し入れました」

　安倍首相は、広島市内の会見でこのように述べるとともに、墜落したヘリと同型機については、当面、飛行運用を停止するよう申し入れた事を明らかにした。

　また、「終戦の日に靖国神社に参拝するか」との質問に対して、「参拝についての私の思いは変わっていない」と述べる一方、「答えるのは差し控えたい」と明言を避けた。また、閣僚の参拝については「私人として参拝するかは心の問題であり、自由だ」と述べ、各閣僚の判断に委ねる考えを示した。