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安倍首相、靖国参拝せずに玉串料を奉納へ

2013年8月14日 18:31
安倍首相、靖国参拝せずに玉串料を奉納へ

 安倍首相が、15日の終戦の日に靖国神社への参拝を見送る一方、自民党総裁として私費で玉串料を納める意向を固めた。

 安倍首相はこれまで、靖国神社への参拝について「するか、しないかについては差し控える」として明言を避けてきた。

 関係者によると、安倍首相は15日の終戦の日の参拝を見送る一方、自民党総裁として代理人を通じて私費で玉串料を納める意向を固めたという。参拝を見送ることで、関係が冷え込んでいる中国や韓国に配慮すると共に戦没者への尊崇の念を表すためとみられる。

 安倍首相周辺は「形ではなく、心の問題だ」と話している。

 一方で、新藤総務相、古屋国家公安委員長、それに稲田行革相の3人の閣僚が15日に参拝する方向で最終調整している。