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首相、“集団的自衛権”の質問に強く反論

2014年2月12日 18:23
首相、“集団的自衛権”の質問に強く反論

 これまで認められないとされてきた集団的自衛権の行使について安倍首相は12日、野党議員が内閣法制局の見解を何度もただしたことに対して強い調子で反論した。

 民主党・大串博志議員「(集団的自衛権の行使に)憲法改正が必要だという指摘は必ずしも当たらないという同じ答弁をこの場で内閣法制局できますか?」

 安倍首相「俺が総理大臣だから私が言おうか?」

 大串議員「今一度、私の質問に答えていただくように明確に質問します。同じ答弁を内閣法制局はできますか?」

 安倍首相「先程来、法制局長官の答弁を求めていますが、最高責任者は私です。私が責任者であって、政府答弁に対しても私が責任をもって、その上において私たちは選挙で国民から審判を受けるんです」

 安倍首相はまた、「国際情勢が大きく変わる中、一国のみで国を守ることはできない」などと述べ集団的自衛権の行使をめぐる憲法解釈の見直しに改めて強い意欲をにじませた。