憲法改正めぐり国会で議論開始
憲法改正をめぐる国会での議論がスタートした。衆議院の憲法審査会が7日、去年12月の総選挙後、初めて開かれた。
審査会では今後、議論すべきことについて自民党など6党が自由に討議した。
自民党・船田元議員「緊急事態条項、環境権をはじめとする新しい人権、そして財政規律条項の設定などでありました。これらのテーマを優先的に議論してはどうかと考えている」
自民党は、大規模災害など緊急時の政府の権限を規定する緊急事態条項、良好な環境の中で生活する権利となる環境権、また財政規律条項を優先的に議論すべきとの考えを示した。
これに対して、緊急事態条項と環境権は共産党をのぞく全党が、議論すべきとの立場を示した。一方、共産党は憲法改正そのものに反対している。