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外務省 30年以上経過した外交記録公開

2014年7月24日 11:53
外務省 30年以上経過した外交記録公開

 外務省は24日、1971年の中国の国連加盟を巡る日本の外交交渉など、作成から30年以上たった外交記録のファイル86冊を東京都内の外交史料館で公開した。

 今回の外交文書公開では、1971年に中国が国連に加盟する過程で共産党政権と国民党政権のどちらが中国を代表するかを争った、いわゆる「中国代表権問題」に関する外交記録などが初めて一般公開された。このほか、昭和天皇即位後初めての外国訪問となった1971年のヨーロッパご訪問や、日米繊維交渉の記録なども含まれている。

 今回公開された86冊のファイルは、24日から都内の外交史料館で一般に公開される。