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7月の完全失業率、3.8%に上昇 総務省

2014年8月29日 12:45
7月の完全失業率、3.8%に上昇 総務省

 7月の完全失業率が前の月より0.1ポイント上がり、3.8%となった。

 総務省の調査によると、男性の失業率は3.8%と、前の月から変わらなかったものの、女性が3.7%で0.2ポイント上がった。このため、全体の数字が3.8%となり、0.1ポイント悪化したもの。総務省統計局は「新たに職を求める動きが見られることもあり、雇用情勢は持ち直しの動きを続けている」と分析している。

 一方、厚生労働省によると、仕事を求めている人1人に対し、企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、7月は1.10倍だった。6月と同じ水準だが、9か月連続で1倍以上を維持した。