有効求人倍率 23年1か月ぶりの高水準
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4月の有効求人倍率は1.17倍と、23年1か月ぶりの高い水準となった。
厚生労働省によると、仕事を求めている人1人に対し、企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、4月は1.17倍だった。前の月を0.02ポイント上回り、23年1か月ぶりの高い水準で、18か月連続で「1倍」以上になっている。厚生労働省は、「一部に厳しさが見られるものの着実に改善が進んでいる」と分析している。
一方、総務省によると、4月の完全失業率は前の月より0.1ポイント改善し、3.3%だった。「勤め先などの都合で仕事をやめる人」の数が減ったことが主な要因とみられている。