厚生労働省によると、今年５月の有効求人倍率は１．１９倍で、２３年２か月ぶりの高い水準となった。

　厚生労働省によると、先月５月の仕事を求めている人１人に対し、企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、前の月を０．０２ポイント上回る１．１９倍となった。１９９２年３月に１．１９倍となって以来、２３年２か月ぶりの高い水準。

　厚生労働省は、「一部に厳しさが見られるものの着実に改善が進んでいる」と分析している。