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第3次安倍内閣 全閣僚再任の考え

2014年12月15日 10:26
第3次安倍内閣 全閣僚再任の考え

 14日に行われた衆院選は、自民・公明の与党が計326議席を獲得し圧勝した。この結果を受け、安倍首相は24日に特別国会を召集し、第3次安倍内閣を発足させるが、全閣僚を再任させる考え。

 安倍首相は15日、公明党の山口代表との党首会談を行い、引き続き自民党・公明党の連立政権維持を確認する。安倍首相は、24日に召集される予定の特別国会で第97代首相に指名される見通しで、この日のうちに第3次安倍内閣を発足させる考え。安倍首相は、今回の選挙に立候補した閣僚が全員当選して国民の信任を得たなどとして、全ての閣僚を再任させる考え。また、谷垣幹事長ら自民党の主な幹部も留任させる考え。

 一方、民主党の海江田代表は落選したため、15日、正式に代表辞任を表明する。民主党内では、特別国会が召集される予定の24日までに両院議員総会などで新たな代表を選ぶべきとの考えがある一方、党の抜本的な立て直しのため年明け以降に党員やサポーターなどを含めた代表選挙を行うべきとの考えもあり、15日夜、役員会を開いて、対応を協議することにしている。