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安倍首相 中東歴訪へ出発

2015年1月16日 11:05
安倍首相 中東歴訪へ出発

 安倍首相がエジプトやヨルダンなど中東地域を訪問するため羽田空港を出発した。

 フランス・パリでのテロ事件発生後の中東訪問となるが、安倍首相は「イスラム社会と過激主義は全く別のものであります。日本は中東と共に寛容な共生社会をつくっていく。そうしたメッセージを世界に向けて発信していきたい」と意気込みを語った。

 安倍首相は16日から21日までの日程でエジプトとヨルダン、そしてイスラエルとパレスチナを訪問する。最初の訪問国、エジプトでのスピーチでは中東安定化のための独自の支援策を打ち出す。また、ヨルダンではイスラム過激派組織「イスラム国」への対策などを話し合う考え。

 さらに、中東地域の安定のカギをにぎるイスラエルとパレスチナではそれぞれ首脳会談を行い、和平に向けた働きかけを行うことにしている。