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菅官房長官「対話を始める第一歩となった」

2015年4月6日 12:28
菅官房長官「対話を始める第一歩となった」

 沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、菅官房長官と翁長知事が初めて会談してから一夜が明けた。両者の主張は平行線のままだったが、菅長官は「対話を始める第一歩となった」と評価した。

 菅長官「きのう会談したことは、これから国、県で沖縄問題、共に取り組んでいかなければならないこと、たくさんありますので、対話を始める一歩になったんだろう」

 一方、菅長官は「関係の法令に基づいて、適切に対応する方針に変わりはない」と述べ、引き続き辺野古移設に理解を求めていく考えを改めて示した。また、翁長知事が安倍首相との直接会談を求めたことについては、「これからどのようなことを要望するのかを聞きながら、検討していきたい」と述べるにとどめた。