日米防衛相が会談 「辺野古移設」を確認
中谷防衛相は8日午前、来日しているアメリカのカーター国防長官と防衛省で初めて会談し、政府と沖縄県の間で対立が深まる普天間基地の移設問題について、名護市辺野古への移設を計画通り進めることを確認した。
中谷防衛相「2013年の2+2の(日米)合意に基づいて、普天間飛行場の移設事業を堅実に進めてまいります」
これに対し、カーター長官も「日米同盟を継続する上で、極めて重要なステップだ」と述べ、辺野古への移設計画を着実に進めることを確認した。
また、自衛隊とアメリカ軍の役割を定めた日米防衛協力の指針(=ガイドライン)の改定について、中谷防衛相は「日米同盟を強固にする歴史的な取り組みだ」と述べ、今月27日に行われる日米の外務・防衛相による「2+2」会合での取りまとめで一致した。