国会欠席のガーシー議員「除名」含めた重い処分を検討へ 参院懲罰委
国会を欠席し続けているNHK党のガーシー参議院議員について、参議院の懲罰委員会は「議場での陳謝」処分とすることを決めました。
次の焦点は、ガーシー議員が国会に来て陳謝するかですが、ガーシー議員にその考えはなく、今後「除名」も含めた、さらに重い処分が検討されることになります。
ガーシー議員は委員会を欠席しました。NHK党の浜田参議院議員がガーシー議員の弁明書を代わりに読み、「虚偽の刑事告訴をされている」「事実が明らかになるまで不当な拘束を受ける可能性がある」などと欠席の理由を説明しました。
立憲民主党・田名部参院幹事長「審議や表決にいっさい加わっていないことは看過できない重大な問題であると考えます。一部の有権者との約束をもって国会法違反が許されるわけではありません」
自民党や立憲民主党などは4段階の処分の内、3番目に重い「議場での陳謝」を求めることを提案し、全会一致で可決されました。
22日の参議院本会議で正式に処分が決まる見通しです。
一方、浜田議員は「ガーシー議員が国会で陳謝することはない」と明言していて、今後「除名」も含め、さらなる重い処分が検討されることになります。