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政治
2015年8月4日 16:27

野党による礒崎氏の罷免要求 首相は応じず

野党による礒崎氏の罷免要求 首相は応じず
(c)NNN

 安全保障関連法案をめぐって「法的安定性は関係ない」などと発言した礒崎首相補佐官について、安倍首相は礒崎氏が発言を撤回していることなどから辞任や罷免の必要性はないとの認識を示した。

 民主党・小川参院議員「補佐官たるもの、自ら身を引くべきだと思う。もし、そうならない場合は総理の方からたしなめて辞任を促すなどするのが、惻隠(そくいん)の情というか温かい配慮だと思うが」

 安倍首相「礒崎補佐官は、法的安定性は関係ないという部分の発言は取り消すとともに、今後、補佐官としての職務に精励する旨、説明しており、引き続き職務にあたってもらいたいと考えている」

 さらに、小川議員は「罷免の考えはないか」とただしたが、安倍首相は、これにも応じなかった。小川議員は「安倍政権の法的安定性に対する考え方はしっかり追及されるべき」と述べ、礒崎氏を再び参考人として呼ぶことも含め、引き続き追及する姿勢を示した。

 一方、自民党の役員連絡会で山東元参議院副議長は「紙を読んでいるのは誠意が伝わらない」と述べ、3日の参考人質疑での礒崎氏の対応を批判した。これに対し、高村副総裁は「これで乗り越えていかなければいけない」などと述べ、事態を収拾すべきとの認識を示した。

 また、礒崎氏の進退に言及する声も上がっていた与党・公明党だが、山口代表は4日、「礒崎氏は陳謝して発言を取り消した。ことさらこれ以上、必要なのかどうか。与党としても、この問題で参考人として呼ぶのは控えていいんじゃないか」と述べ、ひとまず矛を収める考えを示した。