無期限派遣認める 改正労働者派遣法が成立
派遣労働者の無期限派遣を条件付きで認める改正労働者派遣法が11日の衆議院本会議で採決され、自民、公明などの賛成多数で可決・成立した。
改正労働者派遣法は、政府が規制改革の柱の1つと位置づけていたもの。法律ではこれまで一部の業務を除き最長3年とされていた派遣労働者の雇用期間について、無期限派遣を条件付きで認めるとしている。
審議日程の遅れにより参議院側で施行日を今月1日から30日に変更するなどの修正を加えたため、法律は参議院での可決後、衆議院に送られ、11日の本会議で自民、公明などの賛成多数で可決・成立した。