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労働者派遣法改正案 首相が必要性を訴え

2015年9月3日 12:48
労働者派遣法改正案 首相が必要性を訴え

 3日、参議院の厚生労働委員会では派遣労働者の無期限派遣を条件つきで認める労働者派遣法改正案の審議が行われ、安倍首相は法案の必要性を訴えた。

 安倍首相「今回の改正案は正社員を希望する方にはその道を開き、派遣を選択する方には待遇の改善をはかるためのものです」

 改正案は今年6月に衆議院を通過したが、安全保障関連法案をめぐる与野党の対立などにより審議が遅れている。法案の施行日は今月1日となっているが、いまだ採決されておらず、与党側は施行日を今月30日に修正した上で来週中にも成立させたい考え。

 これに対し、民主党などは「“生涯派遣で低賃金”を合法化するものだ」などと強く反対している。