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高木大臣 香典「違反ない」下着窃盗も否定

2015年11月11日 15:12
高木大臣 香典「違反ない」下着窃盗も否定

 参議院予算委員会の閉会中審査で高木復興相は11日、公職選挙法に違反する形で選挙区内の葬儀に香典を出したのではないかと指摘されている問題について、あくまでも違反していないとくりかえし主張した。

 高木復興相の選挙区で取材をしたところ、香典を葬儀までに本人が持参していないという証言が出てきていて、これまでの大臣の説明と食い違っている。民主党の小川敏夫議員はこうした点をただした。

 小川議員「あなたが弔問に行ったのは葬儀の後ではないですか」

 高木復興相「明確に記憶していませんけども、葬儀までに弔問したということです」

 小川議員「その香典もあなた自身が持っていったということですか」

 高木復興相「はい、そういうことです」

 高木復興相は葬儀までに自らが香典を持参したと繰り返し、違法ではないと改めて主張した。

 また、一部報道で過去に女性の下着を盗んだと報じられたことについては「そのような事実はない」と重ねて否定した。

 小川議員は名誉毀損(きそん)で訴える考えはないかただしたが、高木復興相は「弁護士とよく相談して今後の対応を考えている」と述べるにとどまった。その上で「全力を尽くして復興を加速していくというのが、私の職責でありそれを全うしたい」と述べ、大臣の辞任は否定した。