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“育休宣言”宮崎議員 不倫認め辞職表明

2016年2月12日 14:20
“育休宣言”宮崎議員 不倫認め辞職表明

 「育児休暇」を取る考えを示す一方、不倫問題が指摘された自民党の宮崎謙介衆議院議員が会見を開いた。宮崎議員は事実関係を認めた上で議員辞職する考えを表明した。

 宮崎議員「すべての皆様方に、心からおわびを申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。自らが主張してきたことと軽率に行動してしまったことのつじつまが合わないこと、このことについて深く深く深く反省をし、議員辞職をする決意を固めたところでございます」「(妻からは)最後まで政治家としてけじめをつけてこいと言われました。(軽率な行動は)私自身の非常に未熟な人間としての欲が勝ってしまったということだと思っております」

 また男性の育児休暇について、「男性の育児参加にとって効果的だ」と強調した上で「自らの軽率な行動によって水を差してしまったことに申し訳ない気持ちで一杯だ」と陳謝した。その一方で、「いつの日かまた政治を追い求める資格を与えて頂けるように出直して参りたい」と述べた。

 宮崎議員が12日、議員辞職を表明した背景には、早期に事態を収拾しようという自民党執行部の意向がある。政府高官の一人は11日夜、「谷垣幹事長と二階総務会長にきちんとやってもらう」と話していた。

 一方、野党側は、宮崎議員の辞職は「当然だ」と受け止めている。宮崎議員の辞職に伴い、4月には予定されていた北海道5区に加えて、宮崎議員の選挙区である京都3区でも補欠選挙が行われる見通し。