×

BPO フジテレビ番組に最も重い「勧告」

2016年2月15日 18:45
BPO フジテレビ番組に最も重い「勧告」

 BPO(=放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会は、去年3月放送のフジテレビのバラエティー番組「ニュースな晩餐(さん)会」で社内イジメの「中心人物」とされた女性について、その事実はなかったとして、フジテレビに対し人権に一層配慮するよう、判断の中で最も重い「勧告」を下した。

 また、同じ番組でストーカー行為をしていたとされた男性についても取材が不十分で、男性からの苦情に真摯(しんし)に向き合わなかったとして、放送倫理上問題があるとの「見解」を示した。

 フジテレビは「真摯に受け止め、皆様に信頼される放送に努めて参ります」とコメントしている。