提言踏まえ政府“待機児童”緊急対策決定へ
自民・公明両党は、待機児童の解消に向け、保育士の賃金水準を4%引き上げることなどを柱とする緊急提言を安倍首相に提出した。
両党の提言には、保育士の人材を確保するため「賃金水準を約4%確実に引き上げる」ことや、保育所を探す保護者から相談を受ける「保育コンシェルジュ」の機能強化などが盛り込まれている。
公明党待機児童問題対策プロジェクトチーム・高木美智代座長「お一人お一人に寄り添う支援が必要ということを申し上げまして、(安倍首相からは)それはそうだなというお話でした」
提言を受けた安倍首相は「財源確保はなかなか難しいけれど進めていかなければいけない」などと述べ、保育士の待遇改善や保育の受け皿拡大にさらに取り組む考えを示したという。
政府は、提言を踏まえ週明けにも緊急対策を決定する方針。