国家公務員の給与 3年連続引き上げ勧告
人事院は、国家公務員の給与を平均で0.17%引き上げるよう、安倍首相に勧告した。3年連続の引き上げ勧告となった。
今年の人事院勧告は、国家公務員の平均給与を現状の41万984円から708円、0.17%引き上げ、またボーナスも、現状の4.2か月分から0.1か月分引き上げるよう求めるもの。3年連続の引き上げ勧告となった。
人事院は同時に、月1万3000円の配偶者手当を半額にし、特に各省の課長級以上には支給しないことを勧告。その分、扶養する子どもの手当を月6500円から1万円に引き上げる内容となっている。
また各省の大臣が、長時間労働の是正に十分指導力を発揮していないと指摘し、介護休暇などをより取りやすくするための環境整備も求めている。