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若狭議員 “除名”処分した自民都連を批判

2016年12月6日 22:25
若狭議員 “除名”処分した自民都連を批判

 7月の東京都知事選挙で小池知事を応援した東京都豊島区と練馬区の区議会議員7人を、自民党の東京都連は6日、党から「除名」した。

 自民党の方針に反して小池知事を応援した区議7人に対しては、自民党東京都連がそれぞれの意見を聞くために「身上書」の提出を求めていた。しかし、区議側が提出を拒否したことなどから自民党都連は幹部が協議し、党から「除名」した。

 これに対して区議と共に小池知事を応援した自民党の若狭衆議院議員は、区議への「除名処分」は厳しすぎるとして自民党都連を批判した。

 若狭勝議員「今回の(区議の)除名処分というのは私の取り扱いと大きく隔たっており、問題がある処分だと思っています」

 ただ、処分に抗議して自民党を離党するかどうかについては明言を避けていて、当面は自民党にとどまる意向とみられる。

 東京都の小池知事は区議に対する処分見直しを求めてきたが、今回の処分を受けて自民党との対立が再燃する可能性もある。