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小池氏応援の区議ら、都連へ身上書提出せず

2016年12月5日 22:27
小池氏応援の区議ら、都連へ身上書提出せず

 7月の東京都知事選挙で小池知事を応援した区議会議員が、自民党東京都連から求められていた「身上書」の提出を拒否した。

 自民党の方針に反して小池知事を応援し離党勧告を受けていた区議7人について、自民党東京都連は、処分見直しも視野にそれぞれの意向を示した「身上書」を5日までに提出するよう求めていた。しかし、区議側は提出要求には応じないことを決め、5日夜、下村都連会長に伝えたという。

 河原豊島区議「今回は(区議)7人の総意で、身上書の方は書かないということに決まりましたということをお伝えさせていただきました」

 これを受けて自民党都連は、6日に幹部らが対応を協議する予定だが、幹部からは「もう除名しかない」との声も出ている。

 自民党は小池知事との対立を避けるため区議の処分について軟着陸を目指してきたが、最終的に「除名処分」とした場合、対立が再燃する可能性もある。