「官邸対策室」設置、国会記者会館から中継
28日午後9時半過ぎ、茨城県を震源とする地震があり、高萩市で震度6弱の揺れを観測した。政府は首相官邸に「官邸対策室」を設置し、関係省庁と連携しながら被害状況の把握など情報収集を行っている。
地震を受けて菅官房長官が28日午後10時過ぎに会見し、災害応急対策に全力を尽くす考えを強調した。
菅官房長官「引き続き被害情報の把握を進め、被災自治体と緊密に連携を図りながら被災者の救命救助を最優先に、災害応急対策に全力を尽くしてまいります」
また、安倍首相から「早急に被害状況を把握すること」や「避難や被害等に関する情報提供を適時適切に行うこと」などの指示を受けたという。その上で、地震があった地域の住民に対し、落ち着いて行動するよう呼びかけている。
政府は、地震発生を受け首相官邸に関係省庁による緊急参集チームを招集したほか、「官邸対策室」を設置し、被害状況の把握など情報収集にあたっている。