自民党の二階幹事長はＢＳ日テレ「深層ＮＥＷＳ」に出演し、今月召集される通常国会で来年度予算案が衆議院を通過した直後の解散・総選挙について「可能性は残っていない」と強く否定した。

　予算案は衆議院通過後、３０日で自然成立となるため、２月末前後に想定される、来年度予算案の衆議院通過直後に安倍首相が解散に踏み切る可能性も指摘されていたが、二階氏はこれを強く否定した。

　二階幹事長「（Ｑ：予算案の衆院通過直後の解散の可能性は？）今、聞かれれば解散の可能性は残っていない。今すぐ解散しなきゃいけない要素はない訳ですよ」

　二階氏はまた東京オリンピック・パラリンピックを迎える２０２０年の首相について「安倍首相が最適だ」「聞かれたら安倍さんの後は安倍さんだと答えるようにしている」と述べ、来年９月の自民党総裁選挙でも安倍首相の再選を支持する考えを改めて強調した。