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「都議会自民党のドン」内田氏引退へ

2017年2月7日 12:40
「都議会自民党のドン」内田氏引退へ

 自民党東京都連の前幹事長で都議会自民党の「ドン」とも呼ばれた内田茂氏が7月の都議選に立候補せず引退する意向を固めたことがわかった。

 関係者によると、内田氏は自身が77歳と高齢であることなどの理由から次の都議選への出馬を断念し、引退する意向を固めたという。

 内田氏は都議会議員を7期務めたベテランで、2005年には自民党都連の幹事長に就任し、「都議会のドン」と呼ばれるなど都政に強い影響力を持ってきた。

 去年の都知事選挙では小池知事の対抗馬擁立を主導するなど小池氏と激しく対立してきた。しかし、知事選大敗の責任を取って都連の幹事長を辞任したほか、5日に内田氏の地元、千代田区で行われた区長選挙でも自民党都連が推す候補が敗れるなど、求心力の低下が指摘されていた。