幼稚園講演、昭恵夫人に「公務」で職員同行
大阪の森友学園の問題をめぐり、安倍首相の昭恵夫人が2015年に森友学園が運営する幼稚園に講演に行った際、政府の職員が「公務」として同行していた事が分かった。
昭恵夫人に対しては外務省と経産省出身の計5人の職員が秘書役としてサポートしているが、2015年9月、昭恵夫人が幼稚園で講演をした際には、経産省出身の職員が同行していた事が分かっている。
これについて内閣官房は7日、民進党が行ったヒアリングで、この職員が「公務」として昭恵夫人に同行していた事を明らかにした。その上でこの職員の旅費などについて公費からの負担は無かったと説明している。
内閣官房側はこれまで国会で、職員が同行した日は土曜日で「勤務時間外で、私的な行為として同行していたということはあると考える」などと答弁していた。