“森友”昭恵夫人の講演に政府職員が同行
大阪の学校法人、森友学園の国有地取得問題で、安倍首相の昭恵夫人が2015年9月に森友学園に講演に訪れた際、政府職員が同行していたことが明らかになった。
民進党・玉木議員「私的かどうかはともかく(政府職員が)行ったかどうかだけ。なぜ答えられない、そこ答えてください」
土生内閣審議官「2015年9月5日につきましては、同行していたというふうに承知してます」
一方、土生内閣審議官は「勤務時間外なので私的な行為として同行していた」と述べた。これに対して、玉木議員は「公務員を伴っているということは完全に私的な行為と言うのは難しいのではないか」と指摘した。
この問題に関連して社民党の福島副党首は、昭恵夫人が私人だとすれば「私人の行為に公務員が随行するのか」とただした。
社民党・福島副党首「私人の行為なのに、なぜ官邸に役人がついて森友学園のところに、公務員が随行するんですか」
野上副長官「総理夫人は、国家公務員としての発令をするものではなく、公人ではないという認識であります。公人ではありませんが、総理のさまざまな公務を遂行するためのサポートをする活動を行っていただいているということです」
野上官房副長官はこのように述べ、首相夫人は公人ではないとの認識を強調した。