春の褒章 紫綬褒章に棋士の佐藤康光さんら
今年の春の褒章の受章者が決まった。スポーツや芸術などの分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章には、将棋棋士の佐藤康光さんらが選ばれた。
佐藤康光さん「今回の受章は大変驚いておりますが、非常に光栄なことだというふうに思っております。将棋界の発展のためにも少しでも貢献できるように努力していければと」
佐藤さんは、2002年度から6期連続で「棋聖」のタイトルを獲得。「永世棋聖」の称号を名乗る資格を得るなど活躍し、今年2月からは日本将棋連盟の会長を務めている。
また、落語家の柳家さん喬さんは、後進の育成や国際交流への取り組みなどが評価され、紫綬褒章を受章した。
柳家さん喬さん「残りの人生をもっと精進しなさいというような、そんな背中を押してくださったような感じがしました」
今回の褒章は、過去最多となる210人の女性を含む722人と、32の団体が受章した。