気象庁が南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表したことを受け、岸田首相は8日夜、国民に対し地震への備えの再確認と、地震が発生した場合の避難の準備を呼びかけました。

岸田首相「政府から発信する情報をよく確認し、日頃からの地震への備えの再確認と、地震が発生したらすぐに避難できる準備を行っていただきたい」

岸田首相はまた、「無用の混乱を避けるため、いわゆる偽情報の拡散などは絶対に行わないようにしていただきたい」と呼びかけました。

一方、9日、予定されている長崎での平和祈念式典出席とその後の中央アジア訪問については「被害情報の収集を継続しているほか、政府として南海トラフ地震への警戒体制を速やかに構築しているところであり、それらの状況を踏まえて適切に判断したい」と説明しました。