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首相“衆議院解散の方針”公明代表に伝える

2017年9月18日 16:34
首相“衆議院解散の方針”公明代表に伝える

 安倍首相は18日、公明党の山口代表と会談し今月28日に召集される臨時国会の冒頭に衆議院を解散する方針を伝えた。

 安倍首相は18日、都内の私邸で公明党の山口代表、自民党の二階幹事長と相次いで会談した。また、ニューヨークで開かれる国連総会に向けて出発する際、次のように述べた。

 安倍首相「衆議院の解散についてはいちいちお答えするのは差し控えさせていただきたいと思いますが、(国連総会から)帰国して帰国後に判断したいと考えています」

 また安倍首相は選挙の争点として、再来年の消費税率10%への引き上げによる新たな税収の一部を教育支援などに充てることを訴える方針だという。

 一方、野党側は強く反発している。

 民進党・前原代表「まさに森友・加計学園隠しの、逃げの安倍さん。つまりは自己保身の解散といわざるを得ない」

 前原代表はまた、焦点の共産党との連携について「政権選択の選挙なので基本理念の一致が必要で共産党とは連立は組めない」と慎重姿勢を示す一方で、「野党でバラバラよりも1人の候補者の方がよい」と述べ、連携に含みを残した。