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米軍ヘリ飛行再開 防衛省が「追認」

2017年10月26日 21:13
米軍ヘリ飛行再開 防衛省が「追認」

 今月11日に沖縄県で不時着し炎上した在日アメリカ軍普天間基地に所属するヘリコプターCH53の同型機が、その後飛行を再開したことについて、防衛省は26日、飛行再開を追認した。

 大型ヘリコプターCH53をめぐってアメリカ軍は事故原因や再発防止策などの説明をしないまま、今月18日に同型機の飛行を再開し、小野寺防衛相は「誠に遺憾だ」と不快感を示していた。

 防衛省によると、アメリカ側はこれまでに全ての同型機の安全点検やパイロットの教育を実施したなどと説明したということで、防衛省は26日、「一定の合理的な措置がとられた」として、飛行再開を追認した。

 ただ、事故原因についてはアメリカ側はいまだ調査中だとしていて、日本政府は引き続き説明を求めていくことにしている。